

Interview職員を知る
競馬の未来とともに描く私の成長ストーリー
T.K.〔事務職〕業務課 / 2024年入会(新卒)
きっかけ地方競馬で見つけた
挑戦と成長の道
大学在学中、仕事を通じて人と人、人と社会をつなぐことができる分野に関心を持ち、教育やインフラなど様々な業界を見ていました。その中で、自分の趣味である競馬に関わる仕事を探し、関地協と出会いました。南関東4競馬場との連携やサポートを行う当協議会の仕事は私の就職活動の軸とも一致。過去最高の総売得金を記録したにも関わらず、地方競馬には依然として発展の余地があり、その一翼を担えることに大きなやりがいを感じました。さらに、日本社会で競馬がより当たり前の存在となるよう未来に向けた挑戦ができる点に強く惹かれました。面接では、先輩職員の温かい雰囲気の中に熱意を感じ、私自身が成長できる環境であると確信しました。また、公務員と同等の給与が得られる安定性や、給与体系が明確でキャリアプランを立てやすい点も入会を決めた理由です。

業務内容円滑な競馬開催を支える調整役として
月に数回、南関東4競馬場の主催者が集まる会議を開き、各競馬場に関わる規程の改訂やレース体系の調整を行っています。例えば、騎手が着用する勝負服の色や柄など、時代の変化に合わせて新たに採り入れる場合に、参加者の意見をまとめる役割を担っています。会議に向けて資料を作成し、必要に応じて全国の競馬関係者と連絡を取りながら、地方競馬のさらなる発展に貢献しています。
また、競走馬のお世話をするきゅう務員の面接・認定※1やクリーンな厩舎運営を維持するための現地視察も担当しています。事務職は実際のレースの現場に立つことはありませんが、競馬開催に欠かせない業務を担っています。
- ※1南関東4競馬場におけるきゅう務員の新規及び更新の認定を関地協の業務課が担当し、適性を見極めるための面接を行う

Daily
Schedule
- 09:00
-
- 出勤
- メールと1日のタスクをチェックします
- 09:30
-
- 会議準備
- 作成した資料を上司と一緒に確認します
- 10:30
-
会議
- 12:30
-
昼食
- 13:30
-
- 議事録の作成
- 会議の結果をまとめ、今後の方向性を書面にします
- 15:30
-
- 資料作成・メールチェック
- 会議を受けて、修正案や新たな資料を作成します
- 17:45
-
退勤
魅力・やりがい少人数のチームだから
実感できる自分の貢献
仕事にやりがいを感じるのは、私が考え作成した資料が会議で活用されている時です。苦労して作った資料をもとに議論が進むと、自分も関地協の一員として役に立てていると実感できます。そのために、会議中は主催者や関係者の意見一つひとつに耳を傾け、メモを取り、狙いや正確な情報をしっかり把握することを心がけています。事務職は人数が少ない分、自分の働きが業務に大きく反映されるため、責任感を持って取り組むことで、自分の活躍や成長を感じる機会も多くあります。
また、1年目から充実した休暇制度がある点も魅力です。競馬業界で働く人に対して職人気質のイメージを持っている方もいるかもしれませんが、平均残業時間や有給休暇取得日数からもわかるように、関地協ではワークライフバランスに配慮しており、効率的に仕事に取り組むことができます。

目標競馬の未来を拓く
豊かな発想力をめざして
最初は1人では対応できないことばかりでしたが、先輩職員に教わりながら、競馬業界を体系的に学び、様々な知識を吸収しています。今後は、問題に対する解決策をすぐに示せるような発想力豊かな人材になるべく、まずは、任された業務を的確にこなしつつも、課題を把握する力を養うことを目標にしています。発想を生み出す前提として、課題の本質を掴むことが大切だと考えているからです。最近では、相手が何を求めているか意識して会話するようになりました。
業務課では主催者やきゅう務員など様々な方と接する機会があり、業務を通じて視野が広がっていることを実感しています。職員としての視点を磨く一方で、これまで培ってきた競馬ファンとしての視点も大切に、両方の視点を活かしながら解決策を導き出していきたいです。
将来は、競馬というスポーツエンターテインメントがさらに多くの人に親しまれ、日本社会に一層溶け込むよう、ここから働きかけていきたいです。
高校から合唱に取り組んでいて、週末は大学時代から所属する合唱団の練習やコンクールに参加しています。発表会には、職場の仲間が聴きに来てくれることもあります。土日祝日は休みなので、この夏は有給休暇と合わせて長期で休みを取り、関西に旅行しました。また、職場に競馬好きな先輩が多いので、月曜は週末のレース結果で盛り上がっています。