
公正なレース開催に向けて
業務拡大を目指したい
業務課 競走業務職 島﨑職員
入会したきっかけと仕事内容
もともと競馬が好きで、競馬場にもよく足を運んでいました。好きな競馬を仕事にしてみたい……そんな想いを持っていたところ、知人が当協議会の求人を見つけてくださいました。より競馬を身近に感じられる業務内容は、私が憧れていたイメージそのもの。また、当協議会は地方公務員に準じる待遇なので、落ち着いて働ける環境に日々、満足しています。
私が所属する競走業務職の多くの者が務めるのが、ゲートに馬を入れる作業を補助する整馬業務です。私は整馬業務の他に、出走馬や騎手を最終点検して馬場へ誘導する下見業務、騎手が所定の重量を正しく負担して騎乗しているかの確認を行う検量業務を担当。担当する業務に従事するかたわら、技能主任(統括)として競走業務すべての現場を把握するよう努めています。好きで入った職場ですから、一人でも多くの仲間に気持ちよく働いてほしい。大変な分、現場を理想形に近いかたちで動かすことができると喜びもひとしおです。
仕事で心掛けていること

その気になれば、さまざまな業務に携われるおもしろさがあります。私が入会した頃は業務間の交流がありませんでしたが、今は職員の成長とスキルアップを目指し、多くの業務を経験して視野や考え方を広く持ってもらう方針になりました。当協議会の業務は大きく対「人」や対「馬」に分かれます。そのどちらも経験することで、仕事の奥深さを実感できるのではないでしょうか。
特に私が業務で心掛けているのは、良好な対人関係の構築です。馬の世話をしているきゅう務員、馬の管理をしている調教師、そしてレースで馬に跨る騎手。競馬はさまざまな人たちの努力があって成り立っているからです。例えば、担当する下見所や検量業務でもマニュアル通りの事務的な対応は得策ではありません。騎手も人間ですから、心安いスタッフの言うことは気持ち良く聞いてくれるものです。工夫次第で仕事の質も、自分自身も高めていける環境だと思います。
これからの夢や目標

当協議会が携われる業務を拡大していくことが一番の目標です。例えばゲートに馬を引き込むとき、南関東4競馬場(浦和・船橋・大井・川崎競馬場)では整馬係ではなく普段、馬の世話をしているきゅう務員が行います。こうした環境の中で、いかに迅速かつ安全に枠入れ業務を行い、無事に全馬を発走させることができるか、私たちは考え続けていかなくてはなりません。そういう意味では、現在任せていただいている多岐にわたる業務を今まで以上に質の高いものにし、その結果、当協議会に任せていただけるような存在となっていきたいです。
先日、他団体への研修に参加させていただいた中で、枠入れ時のゲート問題に関する取り組みを聞くことができました。私自身とても有意義な機会だったと実感しています。私が参加させていただいたような研修を他の職員にも経験してもらいたいですし、継続してできるよう進めていきたいです。良いところは学びつつ、私たちとしては主催者側と協議を重ねながら、お客様の立場になって公正なレースができるよう最善を尽くしていきたいですね。競馬はあんなにも短い時間の1レースで何万人もの人たちが一喜一憂できる稀有な娯楽です。その魅力をこれからもしっかり支えていきたいです。
プロフィール
業務課 競走業務職
島﨑職員
1996年入会
先日、他団体への研修に参加させていただいた中で、枠入れ時のゲート問題に関する取り組みを聞くことができました。私自身とても有意義な機会だったと実感しています。私が参加させていただいたような研修を他の職員にも経験してもらいたいですし、継続してできるよう進めていきたいです。良いところは学びつつ、私たちとしては主催者側と協議を重ねながら、お客様の立場になって公正なレースができるよう最善を尽くしていきたいですね。競馬はあんなにも短い時間の1レースで何万人もの人たちが一喜一憂できる稀有な娯楽です。その魅力をこれからもしっかり支えていきたいです。
プロフィール
業務課 競走業務職
島﨑職員
1996年入会