
お客様第一を考えて
“社会の当たり前”を支える
業務課 警備業務職 近藤職員
入会したきっかけと仕事内容
前職はスーパーで接客業をしていました。お客様の喜んでいただける顔を見るのはうれしかったですが、違う職種も経験してみたくなって。転職サイトを見ていたところ、たまたま当協議会の求人募集を見かけました。競馬の知識はまったくない私でも、警備の仕事ならこれまで培った接客スキルを活かせるのではないかと思ったのが応募したきっかけです。
警備業務はいくつか役割があります。入場口や施設の警戒、遊動班と呼ばれる場内の巡回、そして資器材の設置や撤去なども業務のひとつです。
勤務地は、当協議会が運営をサポートしている南関東4競馬場(浦和・船橋・大井・川崎競馬場)、南関東の一部場外発売所となり、その点は特長的かもしれません。ちなみに、現在の私は大井競馬場と船橋競馬場の2場で勤務しています。
入会してまず約2週間、座学の新人研修がありました。警備業務に配属となっても、厩舎で馬と触れ合う研修なども行ったのでいっそう競馬場で働く意識が強まりましたね。その後、現場へ配置になり、2ヵ月近くはOJT研修期間になります。競馬未経験の私でも、先輩職員を通して充分な知識を習得できました。
仕事で心掛けていること

勤務地が1ヵ所に留まらず、環境に変化があるのはかえって楽しいです。競馬の開催が比較的に多いのは大井なのですが、船橋は地域密着型のとても温かい雰囲気。人情味あふれるモツ煮込み屋さんもたまりません。ただ、各競馬場の特徴は必ず頭に入れておく必要があります。船橋の場合、大井では配置されない投票所でも警備につきます。当然、お客様から馬券の購入方法を聞かれることがあるので、先日、初めてJRAの場外発売所に行って勉強してきました(笑)。自分がしっかりお客様の傾向を把握し、理解すれば今まで以上に仕事の幅を広げていくことができると思います。
まだ経験の浅い私が今、一番苦労しているのがお客様のトラブル対応です。先日は、投票時間内に投票券が購入できなかったというお客様からのご意見が。自分たちの身の安全も考え、複数人で対処する際には、先輩職員のやり方を見て学んでいるところです。競馬場では本当にいろいろなことが起こりますが、基本はお客様第一。安全・安心・快適に競馬を楽しんでいただけるよう、迅速な対応を心掛けています。
これからの夢や目標

差し当たり、基本業務をしっかり習得することが目標です。それが身に付いた上で、先にも述べたようなトラブルをスムーズに処理できるようになりたい。今は、何かあったことを知らせる無線があった際には、情報が共有されたら積極的に現場へ出向き、先輩たちがどういう対応をとられているのか肌で感じるようにしています。その他、お客様の対応や傷病人の救護、災害発生時の避難誘導など、警備業務は対「人」に関する内容が大きな比重を占めます。目立たないかもしれませんが、社会の当たり前を支える大きな業務です。早く1人前になり、当協議会に少しでも貢献したいと思います。
プロフィール
業務課 警備業務職
近藤職員
2018年入会
プロフィール
業務課 警備業務職
近藤職員
2018年入会